淡々営業 苦労してライバルに勝つためはやめよ 慈愛を胸に遊べ
(2021年4月29日 更新)


「いつもライバルにぼろ負けする…」
「嫌いな同僚(上司)に勝つため必死に努力しているのに成果が出ない…」
「部活(や恋愛)でライバルにどうしても勝てない…夢でも負ける始末…」
「というか…ライバルに相手にすらされていない…」
「ライバルを蹴落とす方法やライバルを消すおまじないに手を出そうかと…」
「人一倍努力しているのに勝てず、誰も評価してくれず本当悔しい…」
「いつも敵が現れて誰かと戦っている…修羅地獄かよ…」


こんにちは。
内気な営業マンtentenです。

今回の記事は上記のような悩みを抱えている人に向けて書いています。

読んでコツをつかめば、敵・ライバルを簡単に抜けるようになります

「社内ライバル」や「同マーケットでシェアを争うライバル企業」。また「勉強やスポーツ、恋愛のライバル」といったライバルに対しても効果はあります。

実際、管理人もこの捉え方に気が付いてからは、無敵モードです。

苦しみを軽くしスッキリしたい人は是非ご一読ください!


※この記事は「手柄を横取りする同僚上司攻略法」の続編にて完結記事です※

※他者を蹴落とす、他者を呪うといった類はやめておきましょう。人を呪わば穴二つ

質問君

あ~また同僚Aに負けた…。
アイツ、うざくて嫌な奴だから、いつか絶対泣かしてやる!


tenten 会話

いつも努力して頑張ってるもんね。
ライバルが嫌な奴だとなおさら悔しいよね。

…ただ、おぬし…。
…その状態では同僚Aには勝てぬじゃろうて…。


質問君

も~ジジイキャラはいいよ~。
はよ聞かせろよ~(ビールぐびぐび)

tenten 会話

あぁ。居酒屋の設定なのね。
はい。喜んでー(元気いっぱい)

では内容です。


管理人の体験談

では管理人の【実際の体験談】を例に出します。

管理人のライバルは、会社の無能無責任のゴマすり上司(以下、ゴマちゃん)

管理人は、責任回避のため決断を一切しない(?)ゴマちゃんを打倒し、自社サービスの向上と職場環境をより良くするため、ひたすら努力しています。

残業・休日出勤もいとわず働き、空き時間には本を読みまくっています。自らすすんで将来役に立つ資格も取得しました。その地道な努力も実り、管理人の実績は同僚の数倍が当たり前になりました。お客さんからの信頼も厚くなり、紹介も多発し評判になりました。部外者から見ても、ゴマちゃんと管理人の実力や格の違いは一見して判るほどになりました(本当か?笑)

しかし、ライバルのゴマちゃんも負けじと行動してきます。ダメ上司の代表的な行動「手柄の横取り」が一層激しさを増します。横取りしない時は、さも自分が関わったように匂わせ発言を周囲に続けます。また、自分の存在意義強化のためか、自分以外の社員を代替可能にし、ゴマちゃん自身は代わりの効かない仕事を独占するようになりました。

当たり前ですが、そんな環境で管理人が評価されることはありません。むしろ、実力も誠意もないYesマンが評価されるようになる次第…。

社内の公平性は死に、風通しと雰囲気は最悪。多くの者が会社の将来に対して暗い見通しをたて、売り上げは落ちる悪循環です。

管理人は、何年も身を粉にして働いた分、ゴマちゃんに怒り心頭です。

「絶対に勝ち、俺の実力と正しさを認めさせてやる(鼻息荒い)」との決意は固くなるばかりです。

はい。ここで一旦ストップ!

あなたはこの例に対し、どんな感想を持ったでしょうか?

「いやぁ。腹いっぱいばい…」
「そんなに苦しむ必要あんの?」
「関わりたくない!」
「視野狭すぎ…」
「みんな自分の事ばっかりじゃん…」
「管理人含めてみんな負けでいいんじゃないの…みんな頭わりぃし」

はい。
皆さん大正解!
tenten 会話

ちょ待てよ(笑)

当事者である管理人でさえ、この嫌でつまらない例に関わりたくない!と思うのですからね(笑)しかし、この管理人を含めた「嫌な感じ」「つまらない感じ」「苦しい感じ」に、実はライバルを抜く重要な鍵があります


▼新しい世界にいく鍵を作ろう

①ライバルとのモヤモヤ原因を探る

管理人の体験談はどうして嫌な感じでつまらなくて苦しい感じなっているのでしょうか。
  • 俺正しい(怒)
  • 視野が狭い
  • 無理&我慢&犠牲
  • 重い
  • 理不尽
  • 卑怯
  • 信念の欠如
  • 自分のことばかり
おおよそこんな原因からでしょう。

当然ですが、こんな感じでは人も運も寄ってきません
しばらくは良い展開も望めそうにありません。

淡々営業 苦労してライバルに勝つためはやめよ 鎧
なんで…こんな現実なんだ…

②反転する

この状態がつまらなく、人も運も寄ってこない状態ならば、いっそ反転してみましょう。
  • 俺が正しい(怒) ⇔ みんな楽しい(喜)
  • 視野が狭い    ⇔ 視野が広くスケールが大きい
  • 無理&我慢&犠牲 ⇔ 余裕&素直&自分本位
  • 重い       ⇔ 軽い
  • 理不尽      ⇔ 道理にかなう、筋が通っている
  • 卑怯       ⇔ 正々堂々
  • 信念の欠如    ⇔ 信念、ビジョンを持ち
  • 自分ことばかり  ⇔ 利他、助け合う
※ところどころ怪しい反転がありますが、正確な対義語でなくてOK。自分なりにピンとくる感じで反転させてみてください※

箇条書きしたものを繋げたものみましょう。
世のため人のために、壮大で善良な信念とビジョンを持ち、それに基づいて他者を手助け喜ばせ。いつも正々堂々としているので朗らかで、しかも自分自身も楽しそうときたもんだ。おまけに天も他者も応援してくれる状態。

質問君

大河ドラマの主人公か?
大河ドラマ、弱さやリアルを故意に排除しているようで苦手なんすけど…


確かにそういう面がありますね。
セックスシーン全く無いし(え?そこ?笑)

その点、現実のわたし達は、どうしょうもない欠点を各自保有しているので、仮にこの状態になっても欠点の可愛さでバランスが取れるから大丈夫(何が?本当か?)


③ツーミックス

こんな状態の人物を管理人の経験談に登場させてみましょう。

はい…成立しません。

理由は、目的・世界感・次元・大きさ・味方の数があまりに違うからです

実は、今回お伝えしているのは「楽して敵やライバルに勝つ」方法ではなく「自分を邪魔する敵やライバル」「自分の存在を脅かす敵やライバル」の存在を自分の中で解消する方法です。敵が無い状態、無敵になる方法です。

チューニング次第で「倒さねばならない存在」は「別にどっちでもいい存在」に簡単に変わることが体感できます。

これで扉が開きます。

淡々営業 苦労してライバルに勝つためはやめよ 扉は開く
いらっしゃーい


魔法の言葉① そもそも

鍵で扉を開けた後は、言葉で現実を変えましょう。

現実を変える言葉その①は「そもそも」です。

管理人が大好きな目的論&原因論を使い、敵・ライバル(恐怖・自己保存我欲)に向かっていたエネルギーを、本来の目的(愛・喜び)に戻します。

「そもそも」を2つの対象に問いかけましょう。
  1. そもそもわたしの目的は何だ?
  2. そもそもライバルが目前に存在する原因は何だ? 
1:つまらない環境で忘れてしまった「本来の目的」を思い出します。

管理人のケースでは、会社をより良くするためと言っていましたが、本音は「成果を基に、早く昇進したい!だけど現実にうまく対処しない無能ゴマちゃん邪魔!邪魔なゴマ野郎を倒す!」です。昇進が目的か?と問われれば、昇進によってやりたい仕事はまぁあるけれど、資産が潤沢で家族と幸せなら別に昇進しなくても良いし。管理人の真の目的は家族のしあわせと繁栄でした。

他者と作っているライバル状態は、お互いが恐怖を感じているので
  • 自分が勝ち逃げ切るため
  • 自分の欲求を満たすため
  • 自分の偉大さを人に認めさせるため
といった様になります。

一方、そもそも論で中心に戻ってきた主人公状態では いつくしみを感じているので

自分はほどほどでも
  • 誰かを幸せにするため
  • 誰かを喜ばせるため
  • 誰かとその幸せや喜びを共感するため
といった様になります。

もし相手がガリガリ仕掛けてきても、こちらは本来の目的を思い出し、その関係性を外しましょう

わたしには〇〇という目的があるのだ。と。

淡々営業 苦労してライバルに勝つためはやめよ 目的

2:俺視点で「そもそもなぜ、嫌なライバルが目前に現れたのか?」を思い出します。

嫌なライバルが嫌である原因を箇条書きしてみましょう。

嫌な奴は実に沢山のことを教えてくれます。
  • ずっと蓋をしてきた過去での「わだかまり」
  • 問題を放置してきたことからくる「警報」「改善要求」
  • これから楽しく生きるヒント
学んで改善に向い、行動すれば、嫌なライバルの存在意義と関係は終了します

嫌なライバルには、メッセージを運んで来てくれたことに丁寧に感謝しましょう。



魔法の言葉②

自分自身に戻った後は、実際に目的に沿ったやるべきことに取り掛かりましょう。

その際のポイントは楽しいかどうかです。

楽しいと疲労しにくく、試行錯誤も厭わず、無限の広がりを見せます。楽しんでいるので、「なんばしょっと?」と人も運も寄ってきます。

子どもの頃、楽しく遊んでいると人が集まってくる経験があると思いますが、まさにそれです。※客寄せが上手い人ではすごくそのシーンを楽しんでいる※

こちらが楽しく在ることで、誰かを喜ばせて幸福にできる。

この状態もまた無敵です。

重い「恐怖の鎧」と「正義の剣と盾」を捨てましょう。

そして自分自身と、また大好きな人達と、軽く楽しく遊びましょう。




まとめ

管理人の体験談より「敵やライバル状態を抜く方法」を紹介しました。

恐怖そのものと恐怖からはじまる戦いは、分離&苦しみコースのはじまり。

仮にライバルを倒せても我利我利亡者コースの防衛戦は続きます。

恐怖や自己保存欲求からピラミッドの頂上を目指し戦っていたつもりが、実は独りでその場バタバタ。

そんな苦しみの状態から抜ける方法は

 ①鍵作り
   「自分を含め環境がつまらない原因把握」
   「つまらない原因を反転し枠を広げる」

 ②そもそも論で慈愛と在り無敵。
   1:本来の目的を思い出す
   2:ライバル嫌な奴の目的を思い出す

 ③楽しさと在り無敵。
   
でした。
質問君

ライバルの存在は「鏡」や「指標」なんだね。ありがたし!

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
参考にしてみてくださいね。

淡々営業 苦労してライバルに勝つためはやめよ 君に敵無し
あなたには敵などいない

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